「木造非住宅ソリューションズ」の「木造化・木質化勉強会(第三回)」のレポートです。

今回のテーマは「換気・照明・電気設備」で講師は「パナソニック株式会社様」です。

【パナソニック株式会社様】

https://panasonic.jp/

今回の勉強会は、実務者の皆様により理解を深めていただくべく、「講義」+「実演・体感・見学」のセットで開催しました。

このレポートでは、「講義編」をお伝えします。

※「実演・体感・見学」はこちらです。

木造非住宅ソリューションズ勉強会(換気・照明・電気設備)講義編

「講義」と「ワークショップ」は、パナソニック様のご厚意で会場をご提供していただきました。

新橋のイタリア街にある「BRIDGE HEAD」です。

前回の「ケイミュー様勉強会」でも会場をご提供いただき、本当に感謝しています。

前回の勉強会の様子はこちらです。

今回のパナソニック様勉強会のプログラムです。

とても充実した内容になっています。

木造非住宅ソリューションズの活動(ハウス・ベースの解説)

木造非住宅ソリューションズの活動(ハウス・ベースの解説)

講義の冒頭、木造非住宅ソリューションズの活動について、ハウス・ベースよりご案内させていただきました。

(時間調整の関係で、講義の「前座」として少し長めに語らせていただきましたw。)

この活動のイベントでは、なるべくベージュ色のセットアップ(木を連想していただきたく、桧のような色の服)を着ていますw。

なぜ「木造化・木質化」普及に向けて活動しなければいけないのかを、重点ポイントに限定してお伝えしました。

上記の写真だけでも1時間は語れると思うのですが、時間が限られるので30秒でまとめましたw。

木造非住宅ソリューションズのオリジナルTシャツもデザインを検討中ですw。

Tシャツのデザインをパナソニックの足立さんが楽しみながら考えてくれていますw。

ロゴのスタンプを3Dプリンターで作ってくれています(涙)

パナソニック様勉強会(BRIDGE HEADの活動について)

最初に、BRIDGE HEADのリーダーである河村さんより、BRIDGE HEADの活動について説明していただきました。

まさにこの空間は「パナソニック科学館」とも言えるような工夫に満ちています。

BRIDGE HEADの全体MAPです。

この限られた空間にさまざまな要素が盛り込まれています。

BRIDGE HEADのプランバリエーションです。

同じスケルトンでも、用途や目的に応じてさまざまな展開が可能であることが示されています。

BRIDGE HEADの照明・電材です。

このような比較、検討が同じ空間で展開できることがすごいです。

BRIDGE HEADのイベント事例です。

セミナーの内容や人数によって、多様なレイアウトや設営が可能になる空間です。

(本当によく考えられてます。)

パナソニック様勉強会(換気)講義

次のプログラムは、パナソニック株式会社空質空調社の林さんより、「換気の重要性と進化」について説明していただきました。

換気の重要ポイントとお役立ち情報をわかりやすく解説していただきました。

換気の重要性や関心は年々高まっています。

建物の変遷と共に、換気のあり方も進化しています。

やはりナイチンゲールさんは偉大ですね。

(このスライド、素敵ですね)

熱交換換気の採用で、省エネ性能UPと室内空気質UPを両立できます。

(換気は難しいけど、本当に重要ですね。)

パナソニック株式会社空質空調様では、「換気扇ター」という名称でシックハウス対策の換気計算支援を受けることができます。

(なんと無料です!!サービスのネーミングがすごいですねw)

講義の内容は、とても充実したものでした。

パナソニックの皆様、

本当にありがとうございました!!

この後は、「実演・体感・見学」です。

この様子は別のレポートでお伝えします。

まとめ

「木造非住宅ソリューションズ」では、実務者のスキルアップや交流を目的に定期的に勉強会や見学会を開催しています。

木造化・木質化に関する支援を提供する活動において、その担い手となる実務者(設計者、施工者、その他専門家)への情報提供や啓蒙活動は必須であると考えています。

加えて、人口減少・高齢化・建築離れ等の問題による、実力・実績のある実務者確保も重要な課題です。

そうした問題意識から、木造化・木質化に関して学ぶ場を定期的に設けることにより、実務者の実力向上を図りたいと考えています。