- 2023年1月6日
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住宅設計とは「難しい全体」と格闘すること
住宅系の建築家とは、住宅をこよなく愛し、生涯をかけて住宅を作り続けている設計者を指します。
住宅の設計とは、「難しい全体」と格闘することです。
・意匠:外観や内観を美しくまとめる
・構造:耐震性を確保
・設備:省エネ設備や換気など
・機能性:動線や使い勝手の良さ
・耐久性:長持ちさせる、メンテナンス性を高める
・コスト:予算を遵守しながら、メリハリをつける
・工期:スケジュールを遵守
・その他:クライアント要望への対応など
加えて、設計者の「こうありたい!」という強い思い(独善的ではないことが前提)をバランスよくまとめていくことが設計という行為です。
デザインだけはとても良い、あるいは性能だけはとても優れている、といったことだけでは、良い住宅とは言えません。
建築家のイメージは斬新な設計?それは大きな誤解
建築家は感性、デザイン力に秀でた設計のスペシャリストです。
一般の人のイメージでは、インターネットや雑誌、テレビなどで発信される「建築家が設計した住宅」の華やかなイメージが強いかもしれません。
現実は大きく異なります。
上記のような住宅は本当にごく一部です。
まず「住宅」(個人の住まい)と「建築」(非住宅、大きな建物)では、建物が存在する前提が大きく異なります。
住宅の設計とは、すまい手の様々な状況を受け止め、永く暮らしていくためのリアルな器です。
外観や内観の斬新なデザインだけでは成り立たないのです。
実力・実績のある建築家の住宅設計には、いくつかの共通点があります。
・日々の暮らしへの揺るがない安心感
・ほのぼの、しみじみとした永続的な幸福感
・飽きのこない普遍的なデザイン
確かな設計力を持つ建築家による住宅には、美しいストーリーが感じられます。
まとめ
永く住み続けられる住宅を設計できる建築家には、住宅に関するあらゆる分野で高いレベルの力を発揮できるオールラウンダーであることが求められます。
高い水準で住宅の「難しい全体」をまとめ上げた設計こそが、すまい手の満足度を大きく高め、家に対する愛着を増すことにつながり、価値の高い住宅が実現します。
「HBデザインサポート」では、確かな設計力を持ち、実力・実績のある建築家を厳選してネットワークを構築しています。
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