日精プラステック様主催の南雄三先生による換気セミナーに参加
- 2019年2月18日
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南雄三先生の換気セミナーに参加
日精プラスチック様主催の換気セミナーに参加しました。
講師は南雄三先生です。住宅業界で知らない人はいない有名な住宅技術評論家です。
南先生には起業前に働いていた会社で勉強会の講師をお願いしたり、南先生が主催する海外建築視察ツアーに参加させていただくなど、長いお付き合いをさせていただいております。
今回のテーマは換気です。建築技術の2019年1月号の解説です。
まず換気とは何かというところから始まります。
外の空気は汚いということも認識する必要があります。
内の空気も汚いことも事実です。
高気密高断熱が重要な理由でもあります。
化学物質過敏症とシックハウスの問題も解説していただきました。
換気が義務付けされた経緯も教えてもらいました。
換気の歴史もわかりやすくまとめていただきました。
換気の問題点もいろいろあります。
南先生のご自宅の換気システムの写真も見せていただきました。
換気の課題はフィルターやダクトの汚れです。
換気システムは必ず汚れますので、全館空調などをどのように考えるかは難しいところです。
計画換気の定義も教えてもらいました。
換気回数0.5回/h、30m2/hという数字の根拠についても教えてもらいました。
換気手法についても解説してもらいました。
各換気手法、局所換気の問題点も指摘されていました。
ダクト式と局所式の長所短所も教えてもらいました。
熱交換換気の色々も解説してもらいました。
換気による不快と不健康の問題も指摘されていました。
換気の省エネという大きなテーマもわかりやすくまとめて解説していただきました。
ダイナミックインシュレーションという難しい用語も教えてもらいました。
流れを利用して断熱性能の向上を図る考え方です。平板材料の両側に温度差があると、材料内を通過する熱伝導が生じます。材料が多孔質材料などで流体を通過させることができれば、この通過する流体で材料内の温度勾配を変化させることができます。
最後はメンテナンスの話でした。ダクト、フィルター、熱交換素子の汚れは、エネルギーロスや換気量不足が生じます。
南先生のセミナーは毎回内容が整理されていて、とても頭が整理できました。
南先生、日精プラステック様、素晴らしいセミナーを開催していただき、ありがとうございました!