【木造非住宅＋外装木質化】兼松サステック様見学会レポート＜後編＞

「木造非住宅ソリューションズ」の活動についてお伝えします。

今回は「兼松サステック様：外装木質化見学会」＜後編＞です。

前編はこちらです。

外装木質化事例見学１：「国立競技場」

最初に見学したのは、「国立競技場」です。

建築としては「鉄骨造」ですが、外装を国産材で木質化した事例としても知られています。

実は「国立競技場」は、月に数日は内部を含めて見学可能（有料）です。

詳しくは、こちらの「国立競技場スタジアムツアー」をご確認ください。

外装木質化事例見学2：「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」

次は、「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」です。

国立競技場に隣接する敷地に建つホテルですが、外装を木質化した事例としても知られています。

外装木質化事例見学3：「上智大学四谷キャンパス15号館」

次は、「上智大学四谷キャンパス15号館」です。

都市部に建つ大学施設ですが、外装を木質化した事例です。

外装木質化事例見学4：「前田建設工業株式会社（東京建築支店）」

次は、「前田建設工業株式会社（東京建築支店）」です。

中規模オフィスビルを改修によりWELL Goldランク取得した事例ですが、外装・内装を木質化した事例です。

外装木質化事例見学5：「銀泉西新橋ビル」

最後は、「銀泉西新橋ビル」です。

都心部のオフィスビルで、交差点角地という視認性の高いビルですが、軒天を木質化した事例です。

まとめ

「木造非住宅ソリューションズ」では、実務者のスキルアップや交流を目的に定期的に勉強会や見学会を開催しています。

木造化・木質化に関する支援を提供する活動において、その担い手となる実務者（設計者、施工者、その他専門家）への情報提供や啓蒙活動は必須であると考えています。

加えて、人口減少・高齢化・建築離れ等の問題による、実力・実績のある実務者確保も重要な課題です。

そうした問題意識から、木造化・木質化に関して学ぶ場を定期的に設けることにより、実務者の実力向上を図りたいと考えています。