省エネ・木造建築「普遍性のある地域に根ざした建築」に参加
- 2019年4月20日
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Bigセミナー2019「普遍性のある地域に根ざした建築とは」に参加
イケダコーポレーション様主催のBigセミナー2019「普遍性のある地域に根ざした建築とは」に参加しました。
持続可能な省エネ・木造建築についてのイベントということで楽しみにしておりました。
フロリアン・ナグラー氏(ミュンヘン工科大学)の講演
初来日ということですが、日本の木造建築には感銘を受けているとのことでした。
自己紹介の中では、出身地の話を教えてもらいました。
伝統的なドイツの農家の住居を解説してもらいました。
平面図です。
断面図です。
施工中の写真です。
完成した外観です。
外壁はカラマツだそうです。
内観の写真です。
次のプロジェクトは工場です。
室内は長さ18mの木材が入る大きさです。
構造フレームです。
柱脚のディテールです。
完成した内観写真です。
ファサードはポリカーボネートです。
外観のデザインはシンプルです。
ゲートが昇降するカタチです。
夜景です。
3交代制の工場だそうです。
次のプロジェクトは牛舎です。
クライアントは、ナグラーさんの妹さん夫婦だそうです。
美しい牛舎を望む妻と、なるべく安く建てたい夫の調整が大変だったそうです。万国共通の悩みですね。
断面図です。
ディテールです。
構造フレームです。
完成した写真です。
次のプロジェクトは記念館です。
昔、収容所があった場所だそうです。
ファサードのイメージです。
アプローチです。
ディテールです。
木材は腐りやすいので、交換しやすいディテールを開発したそうです。
次のプロジェクトは、サナトリウムを宿泊施設にリノベーションした建築です。
農家の建物をサナトリウムに改修したそうで、その時点で、既に築100年以上とのことです。
CLTで作られた3階建てのタワーもあります。
次のプロジェクトは、大規模な文化施設です。
断面図です。
建設中の写真です。
外観の写真です。
大ホールです。
次のプロジェクトは学校です。
外皮性能を上げるために、断熱材を厚くし、トリプルガラスのサッシにしています。
構造フレームです。
完成した外観の写真です。
壁の仕様です。
次のプロジェクトはイベントの施設です。
施工中の写真です。
完成した写真です。
次のプロジェクトは難民向けの集合住宅です。
サッカー場の隣にある駐車スペースに建てられたリニアな建築です。
ディテールです。RC造とCLTの建築です。
屋上緑化です。
次のプロジェクトはイベント用の施設です。
ゲートです。
構造フレームはカエデだそうです。
小屋裏には、牧草を運ぶクレーンがあります。
大量の木質チップを使って、電力やエネルギーを作り出しています。
次のプロジェクトは、軍の施設です。
施工中の写真です。
外観の写真です。
次のプロジェクトは、ミュージアムです。
ファサードです。
レストランです。
最後のプロジェクトは、教会です。
敷地です。
既存の教会に火災があり、再現のための改修プロジェクトです。
改修後の内観です。
格子の天井により、音響効果も高いそうです。
ナグラーさんが設計する建築は、合理的でシンプルな美しさを感じられました。
武田光史氏(アルセッド建築研究所)の講演
前半は「地域に根ざした木造住宅」です。
十津川の復興住宅編からです。
地域の家づくりをお手伝いするときは、地元の人とのワークショップや、大工さんとのコミュニケーションは必ず行うそうです。
次は十津川村の話です。
面積が日本一大きな村です。
世界遺産もあります。
紀伊半島大水害の被害が大きい村でした。
次は十津川村復興モデル住宅の話です。
平屋タイプの平面図です。
2階建てタイプの平面図です。
次は復興公営住宅の話です。
断面図です。
次は福祉住宅の話です。
高森のいえ整備構想です。
建築とランドスケープのバランスが素敵です。
地域住宅のまとめです。
後半は「地域に根ざした木造建築」です。
屋久島の木造庁舎です。
屋久島はなかなかすごい気候とのことです。
屋久島はとにかく雨が降るそうです。
長持ちする木造建築の所作です。
外観です。
パースです。
別棟解釈の解説です。
ホールの写真です。
樹状トラスの空間です。
CLTの耐力壁も使用しています。
議会棟のトラスはすごかったです。
地域材と地元大工でつくる大規模木造のまとめです。
武田さん、素晴らしい話をありがとうございました!