工務店が気をつけたいコンテンツマーケティングの注意点
- 2019年6月1日
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コンテンツマーケティングとリスティングやSEOとの違い
コンテンツマーケティングで失敗しやすいのは、それまでの施策の延長線上で考えてしまうことです。
例えば、リスティング広告やSEOといった施策との混同です。
リスティング広告は、即効性があり、キーワードをきちんと選べば費用対効果も高い施策です。一方で競合が増えるに連れて費用が高騰してしまうという点と、顧客育成の効果を期待できない点がデメリットです。
SEOは、外部からの被リンク施策が中心でしたが、今では人為的な外部リンク構築は逆に危険な施策とされています。
コンテンツマーケティングは「即効性が低い」「検索の流入が期待できる」という点はSEOに近い施策ですが、顧客の育成効果が得られるのが大きな特徴です。
コンテンツマーケティングは費用ではなく資産になる
リスティング広告は、外部への広告費の支払いであり、広告が終われば効果がなくなってしまいます。
コンテンツマーケティングはコンテンツが資産として蓄積されていきます。
コンテンツの資産は繰り返し使うことも可能で、見込み顧客を継続的に集客できるようになります。
工務店のコンテンツマーケティングには体制、戦略、場所が必要
工務店のコンテンツマーケティングにおいては、社内で運営する「体制」の確立が不可欠です。
コンテンツの戦略を立て、コンテンツを制作し、効果測定を行いPDCAをまわしていきます。
社内で運用してノウハウを貯めることが理想的ですが、社内にリソースが無い場合には、外部の会社と協働することが必要です。
次に重要なのは「戦略」的なコンテンツです。
コンテンツはいずれも「見込み顧客にとって有益なもの」「顧客が喜ぶもの」でなくてはなりません。
ターゲットを明確にし、顧客の課題を解決するコンテンツを戦略的に提供する必要があります。
コンテンツを拡散するための「場所」も重要です。
ソーシャルメディアやメールマガジン、SEOなどを駆使してコンテンツを拡散させていく必要があります。
まとめ
コンテンツマーケティングは即効性のある施策ではありません。
成功を確実にするためにも「コンテンツという資産を運用する」長期的な取り組みだと理解しておくことが大切です。
ハウス・ベースでは、工務店向けのコンテンツマーケティングで多くの実績があります。
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