- 2024年1月5日
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工務店が非住宅木造分野で事業を運営するためには、いくつかの課題が存在します。
特に下記が重要です。
・明確なターゲットの設定
・過去の施工事例の公開
・地域性とニーズの関連性
非住宅木造では構造と防耐火の知識が欠かせず、これらを初期段階から計画し、必要に応じて外部の専門家を活用することも選択肢の一つです。
意匠設計や構造設計、省エネ計算においては重要なポイントがあり、各分野の専門家となる設計事務所や事業会社との連携が不可欠です。
また幼児施設や高齢者施設など補助金を受ける案件では、設計施工分離が原則となりますので、用途や規模に応じて工法を選ぶアプローチが成功に繋がります。
このコラムでは、工務店における非住宅木造の課題と解決策について解説します。
工務店の非住宅木造事業はターゲット明確化と事例公開から
工務店が発注者や施設オーナーに非住宅木造に関する広報を行う際には、「非住宅も当社で建てられる」という情報を積極的に周知することが不可欠です。
非住宅木造分野での第一歩は、ターゲットの明確化と過去の事例の公開です。
工務店が自身の得意分野や顧客ニーズを正確に把握し、これを過去の実績とともに積極的に公開することで、信頼性と認知度を高めることができます。
また、地域性とニーズの関連性を把握することも不可欠です。
地域ごとに異なる需要や特徴に適応することで、受注の機会を拡大できます。
工務店における非住宅木造事業の課題と解決策
非住宅木造では、構造と防耐火の知識が成功に欠かせません。
外部の専門家を活用し、これらの知識を初期段階から計画に組み込むことが課題の解決につながります。
意匠設計や構造設計、省エネ計算においてに¥も十分な配慮が必要で、外部の専門家との協力が重要です。
検査やクレームの多発ポイントも把握し、事前に対策を講じることがポイントです。
まとめ
非住宅木造の分野で工務店が成功するには、様々な要因や課題に対処する必要があります。
ターゲットの明確化や過去の事例の公開、地域性とニーズの関連性の把握が基本となり、構造と防耐火の知識は欠かせません。
外部の専門家を活用し、設計から性能まで十分な対策を講じることが成功への道です。
また、効果的なPR戦略も重要であり、これらを組み合わせることで工務店は非住宅木造分野での競争力を強化できるでしょう。
ハウス・ベース株式会社の木造化・木質化支援
非住宅用途の建築物で、木造化・木質化の更なる普及が期待されています。
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木造非住宅ソリューションズでは、発注者の課題に対して、最適な支援をご提案します。
ハウス・ベース株式会社は、建築分野の木造化・木質化を支援するサービスである「木造非住宅ソリューションズ」を展開しています。
「木造非住宅ソリューションズ」とは、脱炭素社会実現に向けて、建築物の木造化・木質化に関する課題解決に貢献するための実務支援チームです。
◾️テーマ:「(木造化+木質化)✖️α」→木造化・木質化を追求し、更なる付加価値を創出
◾️活動の主旨:木に不慣れな人・会社を、木が得意な人・会社が支援する仕組みの構築
【主なサービス内容】
◾️発注者支援:施主向けに、木造化・木質化への事業計画、依頼先選定、プロジェクトマネジメント等
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