認定こども園の現場レポート!SE構法による大規模木造

認定こども園の現場レポート


山梨県で施工中の「認定こども園」の現場レポートです。

木造平屋で約1,500m2のSE構法による大規模木造です。


 

遊戯室は、スパンが約12mありますが、この部分だけ特注材の構造用集成材を用いて、大空間を成立させています。


保育室など遊戯室以外の部分は、基本的に構造用集成材の標準材である120mm幅の柱、梁で構成されていますので、構造躯体のコストパフォーマンスがとても高い建築になっています。


勾配天井で天井が高いため、空気を撹拌するためにサーキュレーションファンを必ず設置しています。


とても暑い日でしたが、屋根、壁の断熱をしっかりしていることや庇をきちんと設けているため、建築内部は少し涼しく感じました。


エントランスには、SE構法の部材を用いたデザインになっています。


廊下は梁の現しとなっており、空間のアクセントになっています。


建物が大きいので、木製建具の数も多いです。建具屋さんによる手仕事が素晴らしいですね。


トイレは、木目のパーティションで構成されています。


屋外では、園のサインをルーバー部分に設置するために、サイン屋さんが原寸の図面を準備してくれて、サインの取り付け位置の確認をしました。


みんなで協力して準備します。


関係者で協議します。


その後は、現場事務所で定例会議です。

お施主様、設計者、施工者を交えて、詳細を決めています。


7月になると気温が高くなるため、早めに植栽工事も行います。


現場監督さんから、サクランボをお土産でいただきました。

とても美味しかったです。


この認定こども園は、7月末にお引き渡しの予定です。

7月末に完成見学会が開催されます。