- 2023年12月24日
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GIR研究会主催による、「GIR接合による中大規模木造事例及び設計法」セミナーに参加しました。
「GIR接合による中大規模木造事例及び設計法」セミナー会場は木材会館
会場は新木場にある「木材会館」です。
何度来ても思いますが、素晴らしい建築です。
木造化・木質化事例としても有名です。
数年前に改修されたので、木部も美しく保たれています。
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木造非住宅で注目されるGIR接合とは?
GIR接合とは、木質部材に開けた穴に鋼棒を挿入し、樹脂接着剤を充填することで部材同士を接合する方法です。
国内では、ホームコネクター工法などの名称で展開され、小・中・大規模木造の構造躯体等で用いられています。
金物が木材内部に収納されるため、金属の露出がなく、木の美しさを表現できると共に高い耐震性能を発揮します。
代表的なGIR接合の一つが「GTR構法」(挿入具:特殊形状ロッド)です。
「GIR接合による中大規模木造事例及び設計法」セミナーのプログラム
セミナー会場は、7階の大ホールです。
GIR研究会の各社から解説を聞くことができました。
基調講演は、大分大学の田中先生です。
主に技術面についてわかりやすく解説していただきました。
今回のセミナーは、株式会社スクリムテックジャパン様からご案内をいただき、参加することができました。
(河野社長、本当にありがとうございました!)
まとめ
木造の接合部は奥が深いと改めて感じました。
貴重な学びの場となりました。
中大規模木造のトップランナーの方も多数参加しており、いろいろ情報交換できました。