認定こども園の現場レポート!SE構法による大規模木造
- 2019年6月19日
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認定こども園の現場レポート
山梨県で施工中の「認定こども園」の現場レポートです。
木造平屋で約1,500m2のSE構法による大規模木造です。
遊戯室は、スパンが約12mありますが、この部分だけ特注材の構造用集成材を用いて、大空間を成立させています。
保育室など遊戯室以外の部分は、基本的に構造用集成材の標準材である120mm幅の柱、梁で構成されていますので、構造躯体のコストパフォーマンスがとても高い建築になっています。
勾配天井で天井が高いため、空気を撹拌するためにサーキュレーションファンを必ず設置しています。
とても暑い日でしたが、屋根、壁の断熱をしっかりしていることや庇をきちんと設けているため、建築内部は少し涼しく感じました。
エントランスには、SE構法の部材を用いたデザインになっています。
廊下は梁の現しとなっており、空間のアクセントになっています。
建物が大きいので、木製建具の数も多いです。建具屋さんによる手仕事が素晴らしいですね。
トイレは、木目のパーティションで構成されています。
屋外では、園のサインをルーバー部分に設置するために、サイン屋さんが原寸の図面を準備してくれて、サインの取り付け位置の確認をしました。
みんなで協力して準備します。
関係者で協議します。
その後は、現場事務所で定例会議です。
お施主様、設計者、施工者を交えて、詳細を決めています。
7月になると気温が高くなるため、早めに植栽工事も行います。
現場監督さんから、サクランボをお土産でいただきました。
とても美味しかったです。
この認定こども園は、7月末にお引き渡しの予定です。
7月末に完成見学会が開催されます。