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木材が未来の材料として注目が集まる理由

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今、木材が建設業だけではなく、製造業を含めた幅広い産業で注目されています。軽くて強度が高いといった特性を持つ木材について、新しい利用法や成分を用いた新材料の工業製品化に期待が寄せられているからです。木材活用の最前線である中・大規模木造は、木の新材料開発に力を発揮できる可能性を秘めています。

<このコラムでわかること>

・木材は二酸化炭素の排出量削減に大きく貢献できる

・木材の大きな魅力は軽くて、扱いやすくて、強いこと

 

木材は二酸化炭素の排出量削減に大きく貢献できる

樹木は光合成で大気中の二酸化炭素を取り込み、木材のかたちで炭素を貯蔵できます。木材のかたちで利用していれば、その間に、二酸化炭素を固定できることになります。

一般的な木造建築の炭素貯蔵量は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建築に比べて約4倍に及びます。

資源の豊かさという点では、日本は国土の約3分の2が森林で、うち4割は人工林で、人工林の約半分は、20173月末時点で植林から50年を経過しています。

大きな課題としては、国産木材の利用は十分に進んでいないことです。2017年時点での木材自給率は約36%にとどまっています。海外の安い木材や木材製品に市場を奪われているという結果です。

 

木材の大きな魅力は軽くて、扱いやすくて、強いこと

木材の魅力の一つは、軽さです。軽い材料であれば、構造の簡素化につながり、コスト削減にも結び付きます。

木材の扱いやすさも長所です。木材は建築用の部材としてパネル化を図れるなどすれば、施工も容易になります。この点は工期短縮にも直結します。海外の中高層建築で木造が多用される事例が増えてきた一因は、工期の短縮が図れることが大きいです。

木材は一定の強度を期待できる点も魅力です。単位重量当たりの強度である比強度は、木材がコンクリートや鋼鉄に勝ります。

 

<まとめ>

木材には特有の課題があります。腐朽や萌やすさ、品質のばらつきなどです。しかし、短所を補う技術開発の進展や使い方の工夫によって、長所を活かしやすい環境が生まれてきています。持て余していた林産資源を大きく変える可能性をテクノロジーがもたらそうとしています。そして木材の大きな魅力は意匠性です。内装に木質系の材料を採用すると利用者がリラックスできたり、集中力を高められたりするという調査データも存在します。生活空間に木質の製品を置きたいというニーズもとても大きいです。

 

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