- 2023年12月20日
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建築技術2024年1月号の特集「住まい手が選ぶ、面白い温熱環境」を読む セミナー の概要
「温熱環境」は、住宅・非住宅問わず、必須なテーマです。
法律や基準をクリアするだけではなく、「My温熱環境基準」を決めて実行することが、住宅・建築実務者共通の課題です。
講師に住宅技術評論家の南雄三先生をお迎えします。
(主催:日精プラステック株式会社様、共催:BB研究会、ハウス・ベース株式会社)
<本セミナーに関する南雄三先生のメッセージ>
「断熱レベルの目安はG2で落ち着いて、性能表示は7等級まで一気に段数が増えた。
こうして性能は高みに誘導されながら、全館空調の均質空間を小さな燃費で実現することが高断熱・高気密の勝利宣言となっている。
一方で、自然をみつめたバイオクライマティックデザインやエクセルギーでの判断、そして個人差のある快適は均質空間では実現できないとして開発されたパーソナル空調、外に開放した環境では閉鎖空間より快適域が広がる(アダプティブモデル)など、「不均一」をみつめる研究と議論が始まっている。
私は生殺し温度で朝をやり過ごす…といったパッシブを絡めた不均質な温熱を面白いといってきたが、それは高性能論からすれば低レベルにみえた。
でも超高断熱住宅でも炬燵が人気になるなど、新たな展開も始まっている。
いずれ、すべては「ある程度断熱レベルが上がって、15℃以下にならない家での話」で、その先は均質も不均質も施主の選択の時代になるということ。
まずはちょっと意外な考えとなる本特集の頁を開いてみませんか・・(南雄三)」
建築技術2024年1月号の特集「住まい手が選ぶ、面白い温熱環境」を読む セミナー の詳細
講師:住宅技術評論家 南雄三氏
開催日時:2024年1月22日(月)15:00~17:30 (オンライン開催:接続開始14:30~)
定員:100名(先着順となります。予めご了承ください。)
開催方法:オンライン(ビデオ会議ツール「Zoom」を利用)
テキスト:「建築技術2024年1月号」(書店 or Amazon or 建築技術等)をご購入してご準備ください)
セミナー概要は下記です。(構成は変更になることがあります。)
14:30-15:00 リハーサルタイム(ZOOMへの接続時間)
15:00-15:05 主催者挨拶・セミナー受講の注意点等の案内
15:05-15:35 快と適の違いと均一・不均一
15:35-16:00 日本の温熱・省エネの考え方
16:10-16:30 ズルイ断熱と面白い温熱
16:30-16:50 パーソナル空調とABW
16:50-17:10 面白い温熱住宅事例
17:10-17:30 質疑 (希望者)
※懇親会等はありません。
※上記の予定が変更することもあります。予めご了承ください。
有益な情報を知る機会として、本セミナーにご参加いただけると幸いです。
<申し込みから当日までの流れ>
1.下記の参加申し込みフォームよりセミナーのお申し込みをお願いします。(事前予約制です)
2.Zoomの案内
・開始時間前までにハウス・ベースより参加者に「Zoom」の専用URLをメールにてお送りします。
3.「Zoom」を利用して受講(以下のAもしくはBのいずれかの準備をお願いします。)
A.カメラ・マイク付きのパソコンをご準備をお願いします。
B.タブレット、スマートフォン利用の方は、あらかじめ「Zoom」のアプリ(最新版)のインストールをお願いします。
参加申込フォーム
講師紹介:南雄三氏のプロフィール
いまや住宅業界のレジェンドとして誰もが認める南雄三氏。
断熱材メーカー在籍中に工務店業界と深く関わり、若い頃には世界を放浪し今も海外視察を続けながら、日本の家づくりを俯瞰されてきました。
著書「大逆転のHOME嵐(H30)」は資産価値→中古流通→家づくりを地場産業に戻すことを提案するが、断熱性能を価値増幅の中に位置づけています。
こうして先をみながら「今」を考え「もとめる断熱レベルとめざす省エネレベル(H28)」を、昨年暮れには「省エネ基準 説明の義務 南雄三が説明したら」を発刊し、建築技術1月号の特集は20年もの間、常に南雄三氏が監修を務められています。